株主 「銀座ウインズに勤めているが、東芝の社員も土日に来ている。会社の不要品だとして、商品を持ち出して、働いている人に渡している。チェック機能はどうなっているのか」
室町社長 「信頼を取り戻すべく、最善の努力をしている。会社の不要品を販売している従業員については、個別調査が必要なので、別途調査したい」
議長役の室町社長が採決に移ろうとしたところ、次期社長に内定している綱川智副社長らを取締役に選任する会社側の人事案について、株主から修正動議が出された。
株主「ウエスチングハウスに関わってきた志賀さんは除いてほしい。経営陣は(医療機器子会社の)東芝メディカルシステムズを売却し、人員整理をしている責任ある」
しかし、会社側の議案はすべて可決。総会後の取締役会を経て、退任することが決まった室町社長は感慨深げな表情で「大変なご心配、ご迷惑をおかけしたことをお詫びします」と改めて不正会計について謝罪した。
続いて、後任社長となる綱川智副社長があいさつした。「創業以来の厳しい状況の中、重責を担うこととなり、身の引き締まる思い。聞く耳を持って邁進していきたい」と決意表明。2時間58分に及び、2089人が来場した総会は幕を閉じた。
来場した70代株主は「最後に頑張って質問した株主もいたけど、会社の対応はあんなものでしょう。株は売らないけどね」と淡々と述べ、40代株主は「新体制に期待したい」と話した。