日立製作所が22日に都内で開催した株主総会で、英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票が23日に行われることを受け、株主から同社の事業への影響を懸念する声が相次いだ。北山隆一副社長は「EUに残留してほしいと強く願っている」と反対姿勢を表明。「仮に離脱となれば影響は大きい」と述べた。
日立は英国内でEU向けに鉄道車両の製造事業を手がけるほか、原子力発電所の建設も進めている。
英国のEU離脱をめぐる株主からの質問に対し、北山副社長は「安全で自由度が高く、透明性があるという国柄を前提に英国での事業に取り組んできた」と、離脱への反対姿勢を強調した。
そのうえで「仮に離脱となった場合は、影響の度合いを分析しながら、戦略を変更する必要があるか検討する」と述べた。