--キリンビール事業方針発表で「V字回復を本物にする」と宣言しました
昨年は主力商品「一番搾り」の販売に全社を挙げた結果、販売数量が9年ぶりに前年を上回り、シェアも6年ぶりに上昇。一方、キリンホールディングスは、2011年に買収したブラジル子会社の業績が昨年末に悪化。1949年の上場以来初めて最終赤字に転落しました。しかし専任役員の配置や現地CEO(最高経営責任者)の交代など迅速な対応と、現地と一体化した経営改革で最悪状況を脱しました。キリンビールの布施孝之社長は「ようやく回復の兆しが見えてきた」と述べ、16年目標として「お客さまのことを一番考える会社」を掲げ、全社一丸となってV字回復を本物にすることを宣言しました。
--CSV(共通価値創造)の取り組みに積極的です
13年の新体制移行にあたり、それまでのCSR(企業の社会的責任)から、事業活動そのものによって社会課題の解決に貢献するCSVの実践を経営の中心に据えています。東北復興支援として、同年11月に福島県産ナシを使った缶チューハイを発売しました。全国型商品を通して福島の農業の再生や復興を後押しするのが狙いで、売り上げ1本につき1円を東北の農業育成に活用。広報展開としては東京・大手町で発売イベントを開催し、新聞や雑誌、テレビを中心に約30件報道されました。