
出光興産(右)と昭和シェル石油のガソリンスタンドの看板【拡大】
そんな国策を、創業家が打ち砕こうとしている。最近では創業家と経営陣の対立が目についており、定食チェーンの大戸屋ホールディングスで創業家が現経営体制に反旗を翻した。セブン&アイ・ホールディングスでカリスマ経営者だった鈴木敏文氏も創業家との対立で退任に追い込まれており、経営を左右する問題になっている。
資本主義の原則に照らせば、企業は株主のものだ。一方で、企業の社会的な責任が重視されるようにもなり、私企業にも公的な面がある。企業は誰のものか、という根本的な問題を今回の問題は突き付けているようにも見える。