企業と大学の連携が加速しているのは政府の後押しも大きい。今年度から5年間の「第5次科学技術基本計画」で、ITなど複数の技術を組み合わせ、技術革新を起こすための研究「ソサエティー5.0」を提唱し、多額の予算を付けて産学連携を促している。
日本が国際競争力を高めるには、科学技術の向上が欠かせず、産学連携で大きな成果を残すことが重要な課題となっている。
■企業と大学の最近の共同開発事例
(企業・大学/内容)
2016年3月
京セラメディカル・佐賀大/銀HAコーティング人工関節に抗菌性能
NTT・東京理科大/視界ゼロでも物体形状をとらえるテラヘルツ波照明器
水ing・東大/大容量紫外線LED消毒装置
4月
トヨタ自動車・米クレムソン大/次世代コンセプトカー「uBox」
サイバーダイン・慶大/ロボットスーツとiPS細胞で脊椎損傷治療法
5月
KYB・金沢工大/立ち座り支援装置
6月
オリンパス・東工大/カラー画像と近赤外線画像を同時に撮影可能なイメージングシステム
マツダ・兵庫県立大/SPring-8活用による材料開発
日本マイクロソフトなど・豊橋技科大/人工知能や機械学習機能による他言語翻訳技術
TDK・東京医科歯科大/心臓の磁場の変化を初めて常温で測定し可視化