半導体の新エース企業に賭けたソフトバンク孫社長 「先見の明」問われる3兆円投資 (2/2ページ)

 ただ、それまでの事業との相乗効果に疑問を持たれたことも多く、今回のアーム買収でも同様の声が出ている。12兆円に上る有利子負債がさらに膨らむ懸念もあり、19日の東京株式市場では株価が大幅に下落した。

 それでも、孫社長は「たかが3兆円」とまったく意に介さず、「ソフトバンクとアームは、最大のパラダイムシフト(劇的な変化)であるIoTに挑戦する」と述べた。市場の懸念をはね返し巨額投資に見合う成果を出せるのか。その“先見の明”が再び試される。