米ファンドのグラウカス、伊藤忠に「不正会計の恐れある」とリポート 伊藤忠は「適切に処理」と反論 株価は一時10%下げ (2/2ページ)

2016.7.27 19:48

 27日の東京株式市場では伊藤忠株が大きく売られ、午前中に一時、前日比126円50銭(10.0%)安の1135円50銭まで下げ、年初来安値を更新した。その後は値を戻して、終値は79円50銭(6.3%)安の1182円50銭だった。

 市場関係者からは「27日の市場反応ではグラウカスの主張が必ずしも正しいとみられている雰囲気ではなかったが、グラウカスが他の銘柄も標的としてくる可能性はある」(証券アナリスト)との声があった。

【用語解説】グラウカス・リサーチ・グループ

 米カリフォルニア州に本拠を置く、2011年設立の投資ファンド。上場企業の不正などを調べた上で、外部から借りた株を売り、株価が下がったところで買い戻す「空売り」と呼ばれる手法でもうけを狙うのが特徴。米国や香港、東南アジアで22件の投資実績があるとしている。日本に拠点はないが、投資経験のある日本人が在籍しているという。

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