
講義中の春野真徳社長(左)【拡大】
人材育成・組織開発コンサルティング事業などを手掛けるスプリングフィールドが、新たな組織開発プログラム「めだかの学校」の提供を開始した。めだかの学校は組織のメンバー全員で教え合い、相互に高め合う自律型の組織づくりを目指すプログラムで、グループのリーダーやマネジャー層などを対象に今年4月から展開している。
同プログラム名は童謡「めだかの学校」からとったもので、めだかの学校にした理由について、同社の春野真徳社長は「組織として理想形といえるからだ」と言い切る。「めだかの学校では誰が生徒か先生か分からないぐらい、みんなで元気に遊んでいる。めだかの学校を企業に例えたら、上司も部下もなくみんなで高め合う。そんな組織といえるだろう」と話す。
同プログラムの開発を思い立ったのは今から約4年前のことだ。顧客の企業の多くが、人が育たない、人が定着しないといった問題に悩んでいたからだ。
企業で働くサラリーマンは結果が全てと言わんばかりに、営業成績など結果を出すため奔走している。数字を追い求める上司は部下に対し、げきを飛ばす。数字が達成できない社員は追い詰められる。孤立した社員は1人で悩みを抱え、心身などに支障を来し、会社を去る。こんなケースは後を絶たない。
同プログラムは「組織全体で力を合わせれば、結果はもっと上がるはずだ」(春野社長)との思いから誕生したという。チームやグループで問題に取り組んだり、学習する「アクションラーニング(行動学習)」を基に開発、参加者同士がコミュニケーションをとることに重点を置く。また、同プログラムは参加者であるマネジメント層だけでなく、現場で働くメンバーから直接ヒアリングし、組織に合った研修を行うという。