トヨタ・ダイハツが新興国開拓へ経営一体化 小型で相互補完 (1/2ページ)

2016.8.1 06:12

 トヨタ自動車は、小型車を主力とするグループのダイハツ工業を8月1日付で完全子会社化、課題としている新興国市場の本格的な開拓に向かう。経営をより一体化し、主に小型車の分野で互いに弱点を克服する狙いがある。

 ダイハツは1907年の設立で、大阪府池田市に本社を置く。67年にトヨタと業務提携し、98年に子会社となった。軽自動車では2006年度以降、10年連続で国内シェアトップを守っている。

 国内やインドネシアでトヨタ車の生産を担い、小型車を共同開発するなどトヨタと連携を続けてきた。ただ「独立した別の会社という意識が強く、経営資源を十分に相互活用できていなかった」(トヨタ幹部)という。

 トヨタは比較的大きな車づくりが得意で、小型車が中心のアジア市場で苦戦している。トヨタ単体では軽自動車を生産しておらず、小さな車を安くつくるノウハウが乏しいため、豊田章男社長は「存在感を示せていない」と危機感を抱く。

 近年は原油安を背景にスポーツ用多目的車(SUV)などの販売が好調な北米頼みの状況が続き、安定的な収益確保に向けた新興国での展開強化が急務とみている。新興国で環境規制を厳格化する動きもあり、特に小型車の需要が増えていくと予想されている。

英調査会社IHSマークイットオートモーティブの調べでは、小型車の…

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