【開発物語】アサヒビール、缶チューハイ「アサヒもぎたて」(2-2) (3/4ページ)

2016.8.1 05:00

「アサヒもぎたて」の開発に携わったメンバー。左から波多野稔子さん、宮广朋美さん、和田華奈子さん=茨城県守谷市
「アサヒもぎたて」の開発に携わったメンバー。左から波多野稔子さん、宮广朋美さん、和田華奈子さん=茨城県守谷市【拡大】

  • 「アサヒもぎたて」の出荷作業に追われる吹田工場の社員=大阪府吹田市
  • 缶チューハイの販売は右肩上がりで成長している=東京都内のスーパーマーケット

 缶チューハイのナンバーワンブランド「氷結」を展開するキリンビールは「氷結ストロング」、サントリースピリッツが「-196℃ストロングゼロ」、サッポロビールが期間限定で「超男梅サワー」、アサヒビールが「アサヒもぎたて」をそれぞれ投入している。

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 ≪FROM WRITER≫

 正直にいうと、缶チューハイは苦手で、飲むことはほとんどない。でも、居酒屋の生搾りサワーはよく飲む。宮广さんらが行った消費者インタビューでの回答にあったように缶チューハイは「薬っぽい味」がするからだ。

 しかし、取材前に試しておかなければと思い、自宅の近所のスーパーで「アサヒもぎたて新鮮レモン」と「同新鮮グレープフルーツ」を購入し、飲んでみた。すると、缶チューハイに対する先入観が吹き飛んだ。

 果汁などの素材選びのこだわりは相当なものだ。売りともいえる24時間以内に搾汁した果汁もコストアップにつながったはずだが、それでも採用したアサヒビールの缶チューハイ市場にかける意気込みがうかがえる。8月末に発売する新商品「同新鮮オレンジライム」を近所のスーパーで見かけたら、ついつい手が伸びてしまいそうだ。

 そんなもぎたても居酒屋の生搾りサワーと比べると、まだまだというのが本音のところだ。缶チューハイファンが理想とする“居酒屋の生搾りサワー”を超える缶チューハイをぜひ作り上げてほしい。(松元洋平)

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