
「アサヒもぎたて」の開発に携わったメンバー。左から波多野稔子さん、宮广朋美さん、和田華奈子さん=茨城県守谷市【拡大】
缶チューハイのナンバーワンブランド「氷結」を展開するキリンビールは「氷結ストロング」、サントリースピリッツが「-196℃ストロングゼロ」、サッポロビールが期間限定で「超男梅サワー」、アサヒビールが「アサヒもぎたて」をそれぞれ投入している。
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≪FROM WRITER≫
正直にいうと、缶チューハイは苦手で、飲むことはほとんどない。でも、居酒屋の生搾りサワーはよく飲む。宮广さんらが行った消費者インタビューでの回答にあったように缶チューハイは「薬っぽい味」がするからだ。
しかし、取材前に試しておかなければと思い、自宅の近所のスーパーで「アサヒもぎたて新鮮レモン」と「同新鮮グレープフルーツ」を購入し、飲んでみた。すると、缶チューハイに対する先入観が吹き飛んだ。
果汁などの素材選びのこだわりは相当なものだ。売りともいえる24時間以内に搾汁した果汁もコストアップにつながったはずだが、それでも採用したアサヒビールの缶チューハイ市場にかける意気込みがうかがえる。8月末に発売する新商品「同新鮮オレンジライム」を近所のスーパーで見かけたら、ついつい手が伸びてしまいそうだ。
そんなもぎたても居酒屋の生搾りサワーと比べると、まだまだというのが本音のところだ。缶チューハイファンが理想とする“居酒屋の生搾りサワー”を超える缶チューハイをぜひ作り上げてほしい。(松元洋平)