--地域と一緒に環境問題に取り組んでいる
「毎年発行している『環境レポート』は従業員や取引先だけでなく、地域の皆さまにユニーの取り組みを知ってもらうためでもある。これがきっかけで、例えば廃棄物削減とごみの再利用に、お客さまと一緒に取り組めるようになった。持続可能な社会の実現には企業と地域の一体化が必要だ」
◆お客さまからの感謝
--環境教育の担当者は
「われわれの部隊ではなく、店長らが担当する。子供教育を開催すると親も参加するが、環境の大切さを伝えると親子から『ありがとう』といわれる。普段は『ありがとうございました』という立場なので、毎日買い物してくれる大事なお客さまから感謝されることはなかなかありえない。教室に参加する親子も、受け入れるわれわれも大切な体験であり、それだけ地域とのコミュニケーション力が高まる効果も期待できる」
--環境教育の成果は
「レジ袋削減を通じてお客さまの買い物行動をエコライフスタイルに変えることができた。当初はなかなか受け入れられなかったが、店舗での地道な啓発活動により徐々に浸透。自治体や市民団体の支援や地元の小売業者の参加で、14年2月に全店舗でレジ袋の無料配布を中止、今やマイバッグ持参が地域のシステムになり、習慣化した。レジ袋削減や容器回収などは小さな運動だが、数年から数十年に一度かもしれないが自動車や住宅の買い替え時にエコが選択肢になる。行動を変えるきっかけになるわけだ」
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【プロフィル】百瀬則子
ももせ・のりこ 北海道酪農学園大学酪農学部卒。1980年ユニー入社。2003年環境部長、13年ユニーグループ・ホールディングスグループ環境社会貢献部長、14年執行役員、16年ユニー執行役員 環境・社会貢献部長。神奈川県出身。