北海道・稚内港とロシア極東サハリン南部コルサコフ港を結ぶ定期航路が1日、再開し、第1便となるコルサコフ港からの客船が同日午後、稚内港に到着した。9月16日まで14往復28便が運航される予定。
客船が稚内港国際旅客ターミナルに到着すると、稚内市の職員らが乗客7人を出迎えた。日本にいる親戚に会うため毎年、同航路を利用してきたというサハリン在住の女性、タチアナ・イヨベさん(40)は「運航が再開したことに感謝している。墓参りや観光をしたい」と話した。
客船はロシアの船舶運航会社が運航し、予約や発券業務は日本総代理店の第三セクター「北海道サハリン航路」が請け負う。
同航路は1999年に開設されたが、赤字が続き、運航会社のハートランドフェリー(札幌市)が昨年9月に運航を終えた。運航再開に向け、今年4月に設立された第三セクターがサハリン側と協議を進めていた。