--海外展開は
「16年度の沖縄県の『県産工業製品海外販路開拓事業』に採択されたので、この助成金を使って海外展示会などに出展していく。国内より海外のほうが引き合いは多い。梱包(こんぽう)事業などを手がけるカネパッケージ(埼玉県入間市)にオーシャンピュアGX-30Hを生産委託することが決まり、4月からフィリピン工場で生産を開始、東南アジア市場を開拓していく。売上高は、来期(17年8月期)に海外が国内を上回りそうだ。また水の地産地消の一環として新事業に進出、事業の柱に育てる考えだ」
--受賞メリットは
「メディアに取り上げられる機会が増えた。今年4月に本社を宜野湾市からうるま市の工業団地に移転したが、ベンチャー企業には難しいといわれた工業団地に入れたのも、県産工業製品海外販路開拓事業に採択されたのも沖縄県が認めてくれたからだ。東京本社も設立できた。3年以内の上場を目指しているが、成長のすべてのきっかけはアワードで大賞を受賞できたから。このアワードはベンチャー企業の登竜門に育ってほしい」
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【プロフィル】柳瀬良奎
やなせ・よしふみ 同志社大法学部卒。1996年伊藤忠商事入社しブランドビジネスやM&A事業に従事。アクセンチュア、セシールを経て2012年ワイズグローバルビジョンを設立し社長。43歳。京都府出身。
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【会社概要】ワイズグローバルビジョン
▽本社=沖縄県うるま市勝連南風原5192-47
▽設立=2012年9月20日
▽資本金=2430万円
▽従業員=14人
▽事業内容=水のスモールインフラ構築事業