
福田悠【拡大】
地方の中小企業にとって、人材確保は常に頭を悩ませる問題だろう。特に、専門スキルと知見を持つ経営人材を招くことは至難の業。そうした企業に、経営経験があり業態への理解も深い専門家が入ることで、大きな価値提供ができた事例だ。地方では、飲食業だけではなく旅館・ホテル業や製造業など、現場の活躍が何より重要とも言える業種の企業が経済活性化の鍵を握っている。まだまだ、プロ人材の活躍機会が眠っているのかもしれない。
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【プロフィル】福田悠
ふくだ・ゆう サーキュレーション執行役員、シニアコンサルタント。1982年生まれ。中央大学理工学部を卒業後、総合人材サービス大手を経て、2014年サーキュレーション創業に参画。現在は、数々の企業とのアライアンスを手がけながら、製造業チームのマネージャーとして、地方を含む中小企業の経営支援に従事。