
ソニーが開発する時計「FESWatchU」(ソニー提供)【拡大】
ソニーは29日、自分の好みで文字盤とベルトの柄を変えられる時計「FES Watch」の第2弾「FES Watch U」の市販に向け、インターネットを通じて不特定多数の消費者から資金を募りながらニーズを探り、開発に役立てる「クラウドファンディング」を開始した。期間は10月7日までの約1カ月半。目標額2千万円を達成できれば、予約購入者に平成29年4月以降に製品を出荷する。
既に市販されている「FES Watch」は文字盤とベルトを1枚の電子ペーパーで作り、デザインをプリセットされた24パターンから選ぶことができる。
第2弾商品はプリセットされたデザインを12パターンに減らす代わりに、専用のスマートフォンアプリ(応用ソフト)から好きなデザインを追加購入し、最大24のデザインが保存可能。消費者の選択肢の幅を増やす。
クラウドファンディングとネット通販を展開するサイト「First Flight(ファースト・フライト)」で予約購入する仕組み。ラインアップはブラック(5万9940円)、シルバー、ホワイト(各4万9680円)の3種類。