ハウステンボスの「変なホテル」が描く世界戦略 ロボ接客、人件費圧縮で高収益 (4/5ページ)

フロントにロボットを導入し、宿泊客に人気を集めるハウステンボスの「変なホテル」
フロントにロボットを導入し、宿泊客に人気を集めるハウステンボスの「変なホテル」【拡大】

 「ロボットの大量導入」と「従業員のマルチタスク化」。手段や路線は異なるが、効率化によって収益性を高める狙いは変わらない。

 1年以内、まずアジア

 同時に、日本のサービス業が個性を武器に世界へ打って出るという野望も、沢田社長と星野社長の共通項といえそうだ。

 では、沢田社長が描いている変なホテルの戦略とは何か。2号店は東京ディズニーリゾート最寄り駅のJR舞浜駅近くにあり、宿泊料は1室1万5000円前後の予定。続いて、愛知県蒲郡市のグループ施設「ラグーナテンボス」や、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに近接する大阪市内にも出店を計画している。狙うのは、各テーマパークを訪れる家族客の取り込みだ。

 しかし、全国展開においては、低コストを武器にビジネス客も狙っていくという。蓄積したノウハウを活用し、直営だけでなくフランチャイズも募る方針だ。

「現地のHIS店舗網も使って1年以内に海外展開を始めたい」