
資生堂が公開したショートムービーで、先の見えない女性を演じる二階堂ふみ【拡大】
資生堂のメーキャップブランド「マキアージュ」のフェースパウダー「スノービューティーIII」のインターネットCMで、女優、二階堂ふみと俳優の窪田正孝が運命的に出会う恋人どうしを演じている。「逆さに降る雪」と題した約14分間のショートムービー。雪が下から降ってくる不思議な世界で2人が織りなすかわいらしい物語に、多くの人が魅了されている。
小さな駅の待合所で、二階堂が演じる建築デザイナー「ユキ」と窪田が演じる駅員「シロー」は2人きり。大雪の影響で電車は動かず、退屈な空気が漂う。
気分を紛らわせようと、シローは待合所の壁にペンキを塗り始めるが、誤ってペンキをぶちまけてしまう。そこで、ユキは上からペンキを塗り重ね、次々と窓の絵を描いていく。
シローのリクエストで、「夏の窓」を描くことになったユキは窓ガラスを黄色く塗るうちに、ふと強い日差しとセミの鳴き声を思い出す。そんなユキに、シローは「どうやってここに入ってきたのか、覚えてますか?」と問いかける。
シローが壁に片手をついて力を込めると、建物がぐらりと傾き、世の中が回り出す。シローは逆さになった天窓からユキを外に連れ出す。