
洗顔料(左)「ファンケルメンフェイスウォッシュ」(内容量180ミリリットル、約30日分、価格は1512円)と「ファンケルメンオールインワンスキンコンディショナーIIしっとり」(内容量60ミリリットル、約30日分、価格は2700円)【拡大】
--主な販売対象は
「30代を主なターゲットにしている。この年齢層から掘り起しして、40代以降の年齢層にも浸透させていきたいと考えている。男性のスキンケアのタイミングは、女性を意識しはじめて、にきびを気にするようになる15歳ぐらいに最初のピークを迎える。そして、40代になるとシミやしわ、たるみを気にするようになる。われわれのシミュレーションによれば、30代ぐらいから、スキンケアに気を配れば、40代、50代以降に差が出てくるという結果が出ている。マーケティング活動を通じて、早めのスキンケアの重要性を訴えていきたい」
--開発で困難だった点などは
「洗顔はスキンケアの基本だ。せっけんなどを使うと脱脂力が高いうえに、泡だてずに洗顔をすると肌を傷めてしまう。結果として肌が乾燥して、年を経てしわやたるみにつながってしまう。だから洗顔料は、きめ細かい泡で、肌に吸い付くようなものでないといけない。ワンプッシュでそういう泡を出すために、処方の改良には時間をかけた。容器のメッシュを通過することで泡になって出るのだが、きめ細かな泡を作ろうとすると、メッシュ上に泡が残り固まってしまい、目詰まりしてしまうこともある。固まらずに良い泡ができるように120種類ほどの処方を試作した」
--次の開発目標は
「シャンプー、ヘアケア商品なども検討したい。薄毛を気にする男性が多く、これをケアする商品なども視野に入れている。男性の頭皮は紫外線をはじめ皮脂や汗で負担がかかっている状態のため、そのような環境に対応する商品を開発したい」
◇
■フジテレビ商品研究所
「企業」「マスコミ」「消費者」をつなぐ専門家集団として1985年に誕生した「エフシージー総合研究所」内に設けられた研究機関。「美容・健康科学」「環境科学」「食品料理」「生活科学」の各研究室で暮らしに密着したテーマについて研究している。
http://www.fcg-r.co.jp/lab/