
トヨタ自動車の新しい小型スポーツタイプ多目的車(SUV)「C-HR」(提供写真)【拡大】
トヨタ自動車は28日、8月の国内生産台数が前年同月比12・1%増の約24万台と、2カ月ぶりに前年実績を上回ったと発表した。熊本地震やグループ会社の爆発事故で減産した分を挽回するため、生産体制を増強している。
輸出は欧州やアジア向けが伸び、3・2%増の約12万9千台。欧州ではスポーツタイプ多目的車(SUV)「RAV4」の販売が好調だった。ただ、主力の北米でガソリン安が影響し、燃費性能が良いセダンタイプの車は振るわなかった。
4月の熊本地震では、グループ会社が被災し部品調達が滞ったことから約8万台の減産となった。トヨタは国内で1日当たりの生産台数を増やしており、年内をめどに挽回する計画だ。8月の海外生産は13・5%増の約48万9千台で、同月として過去最高を記録した。