対立は、定食店「大戸屋ごはん処」を展開する同社を創業した三森久実会長が昨年7月に急逝したのがきっかけ。株式を相続した長男、智仁氏(27)ら遺族が、窪田氏が推進する経営体制に反対し表面化した。
会長や相談役兼最高顧問を歴任した河合氏は窪田氏の信頼が厚く、智仁氏との関係正常化に向けた仲裁役を務めた。一時は和解の合意にこぎ着けたが、久実氏が注力した事業を「負の遺産」として整理するよう迫ったことが、結果的に智仁氏の不信感につながった。創業家側と会社側の対立について調べた第三者委員会は今月26日付でまとめた報告書で、河合氏に関し「最終的には一つのマイナス要素となっていた可能性があると思われる」と指摘していた。