
(左から)IWCのアッシュトン運営最高責任者と日本酒造組合中央会の岡本佳郎副会長、IWCのリード運営ディレクターら=東京都港区【拡大】
□平出淑恵(酒サムライコーディネーター)
世界最大規模のワイン審査会、IWCの運営最高責任者、アンドリュー・リード氏が、運営ディレクターのクリス・アッシュトン氏を伴って、今週初めから来日している。今年2月の兵庫県との契約調印式、5月の審査会本番に続き3回目だ。
SAKE部門は、日本酒の国際化を目指して若手蔵元の全国組織、日本酒造青年協議会がパートナーとなり、IWCに設立されて10周年を迎え、これを記念して部門審査会を兵庫県が誘致した。同県は国内の日本酒の3分の1を生産している。
今回IWC幹部が来日した主な目的は、5月の審査会の際、兵庫県が審査員らに、県を代表する酒造好適米「山田錦」の田植え体験の機会を設けたが、その稲刈りのためである。
また、SAKE部門最高賞、チャンピオン・サケを獲得した蔵元や、同部門審査会の開催を支援した関係者を訪問した。
審査会に審査員を派遣した国税庁をはじめ、IWCのパートナーである日本酒造青年協議会の上部組織に当たる日本酒造組合中央会、リード氏とアッシュトン氏を「クールジャパンアンバサダー」に任命した内閣府の知的財産戦略推進事務局、審査会に併せて国内外の審査員による日本酒の海外進出をテーマに「SAKEシンポジウム」を開催した日本貿易振興機構(JETRO)、そして自民党の日本酒輸出振興プロジェクトチーム事務局長を務める二之湯武史参議院議員だ。