
国慶節に向けて中国最大級のSNS「ウィーチャット」の決済サービスを導入した靴量販店のアスビー=東京都渋谷区のアスビー渋谷センター街店(画像は加工してあります)【拡大】
同店はアスビー全店の訪日客売上高のうち4割強をたたきだす主力店だが近隣の厳しい競合環境に加え、中国人客の“爆買い”減速で「販売の勢いに陰りが出始めていた」(店長)。ウィーチャット導入で競合店との差別化を図る。
免税店大手のラオックスは9月から、中国旅行サイトの携程旅行網(シートリップ)と提携。ラオックス新宿本店(東京都新宿区)でシートリップ会員向けに手荷物を預かったり、荷物をホテルなどに届けるサービスを始めた。訪日客を身軽にすることで、ついで買いを促す狙いだ。羅怡文社長は「中国人客のニーズに変化が出てきた」などと背景を説明する。
「爆食い」見込み集客
消費の対象がモノから体験へシフトする傾向を踏まえ、爆買いの次は“爆食い”とばかりに飲食店の集客支援を行うのは飲食店情報サイトのぐるなび。中国・台湾人向けサイトで加盟店を紹介するなど訪日前から胃袋をつかむほか、8月には「国慶節に向けて」と題したセミナーを開催、飲食店オーナーらが講師の提案にメモを走らせた。