
32階から東京タワーと芝公園を望む「プレミアムクラブラウンジ」=30日、東京都港区のザ・プリンスパークタワー東京【拡大】
京王プラザホテルは12月15日から、高層階客室を全面改装し、クラブフロア「プレミアグラン」を設ける。宿泊者専用のクラブラウンジには専任コンシェルジュが常駐する。ラウンジでは、ビジネスミーティングの利用なども想定している。
ホテル椿山荘東京は9月中旬から、訪日ビジネス客など富裕層をターゲットにしたスイートルーム宿泊客専用ラウンジ「パゴダラウンジ」の営業を始めた。帝国ホテルは9月、ビジネス客向けのフロアを改装し、プリンターのあるパソコン用ブースや会議室などをつくった。チェックインの前やチェックアウトの後にホテルを活用したい訪日ビジネス客の利便性を高める。
2020年東京五輪・パラリンピックを見据え、都内では外資系ホテルの開発計画が相次いでいる。国内の主要ホテルは、訪日ビジネス客向けのサービスの付加価値を高め、収益力を向上させたい考えだ。