
富士フイルムが発売する超軽量移動型デジタルX線撮影装置=11日、東京都港区【拡大】
富士フイルムは11日、超軽量移動型デジタルX線撮影装置「DR カルネオ アクロ」を11月1日に発売すると発表した。少ないX線で患者の負担を和らげると同時に高画質な撮影ができ、機動性も大幅に向上した。
救急、集中医療室といったスペースが限られる医療現場で活用でき、交通事故で緊急搬送された患者の骨折や内出血を調べる際などに役立つ。2016年度に100台の受注獲得を目指す。
重さは従来の500キロから90キロと5分の1以下に軽量化。小回りが利く4輪キャスターや、片手で操作ができるX線発生機を採用した。
人工呼吸器や生体情報モニターなどの医療機器が多く配置されている集中医療室の中でも円滑に動かせる。
リチウムイオンバッテリーを採用し、フル充電から12時間連続で使用が可能。日中の稼働時間中に充電の必要がなく、充電中でもX線照射ができる。
標準ユーザー渡し価格は1億円強。