
日本ギフト大賞授賞式に臨んだ審査員の早稲田大学の鎌田薫総長(左)と横山会長【拡大】
また、味の素のギフト事業をAGFに統合したことも信頼の証となり、社員をますます奮い立たせました。ギフトは6年ぶりにCMを再開。「コーヒーギフトはAGF」というフレーズが企業メッセージ調査のTVCM部門でトップとなり、2年連続ギフト大賞を受賞するなど大変、活気づいています。この『第二の創業』はその後順調に進展しています。味の素からAGFに着任し、駆け抜けた3年間でしたが、2年連続で過去最高益を更新し、企業としての体力は大幅にアップしました。そして何よりうれしいのは、「会社としての存在感が格段に上がった」「自分の会社が誇れる」といった、社員の声と自信に満ちた表情です。たくましくなった社員一人一人の姿を見るにつけ、よく頑張ってくれたと感謝の気持ちでいっぱいになります。
◆ココロ、カラダに貢献
今、AGFは「ココロ」と「カラダ」の健康に貢献する、日本発マルチナショナル嗜好飲料企業を目指しています。グローバルな巨大市場の中で今後、品田英明社長のリーダーシップのもと、各国独自のコーヒー文化をベースに、日本で、そして世界でお客様に愛される企業として大きく発展していくことを確信しています。
振り返ると、社会に出て43年。入社時の売り上げ2000億円から1兆円を大きく超える味の素グループのグローバルな成長のなかで、先輩、同輩、後輩と共に、何らかの足跡を残すことができたのは大変幸せでした。ただ、優秀なリーダーであったかというと自信は持てません。尊敬する、今は亡き味の素の社長・会長を務めた江頭邦雄氏から教えらえた言葉をいつも反芻(はんすう)します。「凡庸なリーダーはただ命令する。良いリーダーは説明する。優れたリーダーは範となる。偉大なリーダーは心に火をつける」。「辿(たど)り来て未(いま)だ山麓」、これからも一歩ずつたゆみなく歩き続けていきたいと思います。