保有車両数で見るとさらに顕著。JR東海は、保守用を含めた新幹線車両が3190両に対して、在来線は1646両にすぎない。JR東日本の場合はJR東海とは逆に、新幹線1377両に対して在来線は1万1583両と、圧倒的に在来線車両が多い。
東京・名古屋間のリニア新幹線開通に約5兆5000億円を投じる予定のJR東海がもう1点、トップに立つものがある。決算書の有形資産に計上している土地価額である。
土地持ち「日本の不動産」企業はどこだ?
『図解! 業界地図2017年版』では、土地持ち企業トップテンも掲載しているが、1位JR東海、2位住友不動産、3位JR東日本の順である。
JR東海の土地資産は2兆3562億円。ただし、線路用地(1兆3218億円)や停車場用地(7874億円)が中心。不動産会社のように直接お金を生む土地は少ないものの、2兆円を超える土地資産を有していることに驚かされる。1100億円強を投じて名古屋駅に建設中の複合施設JRゲートタワーは、17年4月にオープンする。
大手不動産3社の中では、売上高が劣る住友不動産(2兆3177億円)が、業界トップの三井不動産(1兆8967億円)や2位の三菱地所(1兆9554億円)を上回っているのも意外である。