マンション管理業界でのM&Aに意欲 あなぶきセザールサポート・平山俊一会長 (2/2ページ)


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 --あなぶきならではのサービスの特徴は

 「照明器具の交換の手伝いや売却の相談など、電話1本で24時間365日にわたって対応するハッピーサポートサービスデスクを導入している点だ。また、あなぶきグループとしてはサービス付き高齢者向け住宅事業を展開し、マンション専用の家族葬の研究も行うなど、間口を広げた上での奥行きのある展開に力を入れている。住まいに関する課題にワンストップで対応できる体制を整えているため、関東から北海道までのエリアのグループ窓口として、存在感を発揮していきたい」

 --新たなビジネスモデルは

 「管理でもシェアリングの時代が到来するはず。例えば当社が管理している物件の駐車場は満杯だが、隣のマンションは余裕がある場合、相互利用を図ればよい。警備なども空いている時間を活用すれば、複数の物件をカバーできる。こうした事例の積み重ねでタウンマネジメントを行えるようになればと思っている。またIT化の推進にも積極的に取り組みたい。管理組合の総会を効率的に進められるようになるほか、共用部の清掃作業の負担も軽減できるはずだ。ただ、人材育成に最大の労力をかける姿勢は変わらない」

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【プロフィル】平山俊一

 ひらやま・しゅんいち 大阪工大摂南大法卒。1994年、東武トラベル入社。99年、穴吹ハウジングサービス入社。2011年9月から現職。45歳。香川県出身。

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【会社概要】あなぶきセザールサポート

 ▽本店=東京都豊島区東池袋1-24-1

 ▽設立=2011年9月

 ▽資本金=5000万円

 ▽従業員=821人

 ▽売上高=30億1500万円(16年3月期)

 ▽事業内容=マンション管理