
会見に臨む、三菱自動車の会長に就任することが決まった日産自動車のカルロス・ゴーン社長(左)と三菱自動車の益子修社長=20日午後、東京都港区(福島範和撮影)【拡大】
日産自動車のカルロス・ゴーン社長と三菱自動車の益子修会長兼社長の20日の主なやりとりは次の通り。
--ゴーン氏はルノーと日産、三菱自の3社の経営を同時にみられるのか
ゴーン氏「それぞれ関与の仕方が違う。三菱自では会長として、ガバナンス(企業統治)やリスク管理を徹底したい。透明性確保や株主の利益を守りたい」
--益子会長は新体制発足後は、退任する意向を示していたはずだが
益子氏「退任しようと思っていたが、ゴーン社長から独立経営や日産・ルノーとの協力関係から残ってほしいと要請された。来年度に策定する中期経営計画の道筋を付ける責任もあると思い、会社に残ることを決めた。気持ちを奮い立たせて取り組む」
ゴーン氏「益子会長が辞めるべきとの意見もあったが、株主の最大の利益を考えれば、残るべきだ。円滑な立て直しに益子会長は必要だ。最高経営責任者(CEO)の評価は実績を残すことで、最終的に良い判断だったといわれたい」
--効果をどう出すか
益子氏「日産だけでなく、ルノーとの相乗効果の捻出に向け、ゴーン社長と検討を進めたい」