
東洋経済新報社の山田俊浩氏【拡大】
物販にもつながる。ニューヨーク・タイムズはレシピの中で紹介している食材をワンクリックで自宅に配達するサービスを今年5月から始めている。
そして何よりも、投資がほとんど不要だ。台所が一つあれば、次々に動画を製作できるし、特徴のあるレシピ作りは専門家に頼んでしまえばいい。
そう考えると、料理番組などで過去からの蓄積がある日本のテレビ局にとっては、大きなビジネスチャンスが広がっているのではないか。新聞社や出版社にとっても、大きなビジネスチャンスだろう。
世界的な和食ブームという追い風もあり、グローバル展開への道も開けてきそうだ。「料理を制するものが、ウェブメディアを制す」という時代がやって来たのかもしれない。
【プロフィル】山田俊浩
やまだ・としひろ 早大政経卒。東洋経済新報社に入り1995年から記者。「週刊東洋経済」の編集者、IT・ネット関連の記者を経て2013年10月からニュース編集長。14年7月から東洋経済オンライン編集長。著書に『孫正義の将来』(東洋経済新報社)。