ふりかけ「ゆかりペン」が大ヒット 夜の街の女性に大ウケ、反対押し切り商品化 (2/3ページ)

ペン先からゆかりが出る「ゆかりペンスタイル」
ペン先からゆかりが出る「ゆかりペンスタイル」【拡大】

  • 「ゆかりペンスタイル」を開発した三島食品の三島豊社長

 ゆかりペンには、三島食品の看板商品「ゆかり」が入っている。ペン先から、ゆかりの粉が出てくる仕組みで、中身は袋タイプの商品から詰め替えられる。

 長さ14センチ、直径1・5センチで筆箱の中や、デスクの上にあっても違和感はない。大阪市内や名古屋市内の東急ハンズでも販売している(10月時点)。価格は1本税込み540円。

社内は反発

 三島社長が最初にゆかりペンの商品化を社内で提案したのは26年頭のことだった。調味料用の小瓶にゆかりを入れて持ち歩いていたが、かさばるのが気になっていた。そこで、もっと携帯しやすい容器はないかと資材担当者に聞いてみたところ、見つかったのがペン型容器だった。

 使い勝手が良かったことから、三島社長は早速、ゆかりペンの商品化を役員会で提案した。しかし、商品化には手作業が必要だったことから、社員から「人手が足りない」などと反対の声が続出。お蔵入りになった。

 しかし、三島社長はあの女性たちの好反応が忘れられない。今度はトップダウンで商品化を決断した。

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