移動スーパー、全国に拡大 「買い物弱者」増加、コンビニや流通大手も参入 (2/3ページ)

2016.11.12 06:55

東京都板橋区富士見町にある団地で移動販売を行う、スーパーよしやの「とくし丸」(よしや提供)
東京都板橋区富士見町にある団地で移動販売を行う、スーパーよしやの「とくし丸」(よしや提供)【拡大】

 5~10年後には足の不自由な75歳以上の高齢者が増えるとみられ、板橋区は地元の中小スーパー、よしや(東京都板橋区)に移動販売の派遣を依頼した。

 よしやは2年前に移動スーパーを展開する、とくし丸(徳島市)と業務提携した。すでに高齢者が多い他の板橋区内の地域で移動販売を行っている。400~500商品を扱い、高齢者が欲しい商品も届ける。

 「週2回のペースで回り、利用者は着実に増えている」(よしや店舗運営本部の田中文吉マネジャー)という。板橋区と高齢者の見守り協定を結び、販売スタッフは顔見知りの高齢者との会話を大切にしている。

 よしやが提携する、とくし丸は2012年に移動スーパー事業を開始し、現在は全国37都府県で計160台が生鮮食品や日用品を販売する。中小スーパーから商品供給を受け、移動販売は個人事業者が行う仕組みで、年内には200台に増えるという。

買い物弱者への移動販売は、大手から中小のスーパー、コンビニ大手も参入

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