
ロカボ食の開発に取り組む企業などが開催したメディア向け試食会=14日、東京都千代田区【拡大】
低糖質商品
適正な糖質量を摂取するためのメニュー「ロカボ食」への関心が高まっている。学会では、低カロリー食より低糖質食の方がダイエット効果が高いとする試験結果や、血糖値や血圧、脂質の改善が評価されている。こうした動きを背景に、食品メーカーやコンビニエンスストアが低糖質商品を相次いで投入するほか、神戸市では街を挙げてロカボメニューの普及を目指すプロジェクトが始まった。
ロカボ食は、通常は1食当たり90~100グラムとされる糖質量を20グラム以上40グラム以下にするなどして、1日130グラム以内に抑える食事法。北里研究所病院糖尿病センターの山田悟センター長が提唱し、広まってきた。「満腹まで食べられて、痩せられ、血糖、脂質が改善する」(山田氏)といい、消費者の健康志向の高まりに注目する食品メーカーなどが市場開拓に乗り出した。
モンテールは、シュークリームやエクレア、ロールケーキなどで低糖質の商品を販売。血糖値の上がりにくい甘味料の一つ、エリスリトールを採用したり、専用のカスタードを開発したりするなどして、通常商品と遜色ない味わいを目指した。同社は「市場ニーズはこれから伸びる」とみており、ロカボ食の普及に期待を寄せる。