ロボットに無理なら熟練工の出番!「ヘーベルハウス」関連工場の溶接部隊で (2/2ページ)

熟練工が完全手作業で対応する溶接ライン=滋賀県東近江市の滋賀工場
熟練工が完全手作業で対応する溶接ライン=滋賀県東近江市の滋賀工場【拡大】

 環境対策面では、4月からエンジンの排熱を利用して蒸気と温水を利用し、塗装工程で利用するコージェネレーションを稼働。発電量は一般家庭の約253世帯分で、電力のピークカットにつなげる。

 一方、今後の重点課題に掲げているのが、コストダウンの推進などを目的に設立した旭化成住工ベトナムの支援。日本で数年働いた経験がある現地スタッフをリーダーに配置し、4人を常時派遣して指導に力を入れる。「手先の器用さは日本人に近い」(寺田真人・旭化成住工社長)といい、生産品種を3倍に拡大するのが当面の目標だ。

 旭化成ホームズの池田英輔社長は「当社の場合、3階建て市場は景気に大きく左右されないとみており、一層のシェアアップを目指す」と話している。旭化成住工が果たす役割は一段と重みを増しそうだ。

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【会社概要】旭化成住工

 ▽本社=滋賀県東近江市湯屋町1番地

 ▽設立=1963年12月

 ▽資本金=28億2000万円

 ▽売上高=299億円(2015年度)

 ▽従業員=558人

 ▽事業内容=旭化成ヘーベルハウス用鉄骨部材などの生産