
日産自動車の新型「ノート」をPRする俳優の柳沢慎吾さん=2日、横浜市西区(荻窪佳撮影)【拡大】
11月の車名別新車販売台数は、日産自動車の小型車「ノート」が前年同月比2.4倍の1万5784台となり、首位だった。11月に改良してノート初のハイブリッド車(HV)を追加した効果で、2005年の発売以来、初めてトップに立った。
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が6日発表した。
ノートは発電用エンジンでモーターを駆動する新型HVが好評で、11月2日の発売から3週間で約2万台を受注した。
2位はホンダの軽自動車「N-BOX」が5.5%増の1万4813台。10月トップのトヨタ自動車のHV「プリウス」は2.2倍の1万3333台と伸びたが、昨年12月から続いていた新型車効果が薄れて3位に沈んだ。
4位はダイハツ工業の軽「ムーヴ」が派生モデルを追加した効果で、68.7%増の1万3201台。5位はトヨタの小型HV「アクア」が18.6%減の1万2409台だった。