
「IoT時代は知財部門が主役」と説くPatentIsland社の久野敦司社長。12月1日には日本の若者へ向け、「発明少年Z~アイデアノートを使った発明能力鍛錬法」(パレード刊)を上梓した【拡大】
--データストリーム特許とは
「新規性のあるデータ項目を含むデータの流れである“データストリーム”を権利範囲とする特許だ。ネット上を流れるデータがデータストリーム特許の構成要件に該当すれば、ネットワークへ送出した装置は当該データストリームを生産したことになり、受信装置は当該データストリームを使用したといえる。データストリーム特許は、データの送受信装置の内部構造を調べることなくデータ利用に関する特許侵害の判断が可能になる」
--IoT上のデータ利用の侵害を防げるのか
「防げる。Senseekも、知財戦略を学んでいたからこそ、生み出すことができた特許だ」(知財情報&戦略システム 中岡浩)