トヨタ自動車は14日、新しい小型スポーツ用多目的車(SUV)「C-HR」を発売したと発表した。デザインと走行性能にこだわり、ハイブリッド車(HV)「プリウス」と同じ車台を使いコストも抑えたという。価格は251万6400円から。国内では月間6000台の販売を目指す。
C-HRは、HVと排気量1.2リットルのターボエンジン搭載モデルを設定。ガソリン1リットル当たりの燃費はHVが30.2キロ、ターボ車が15.4キロ。外装デザインは「ダイヤモンド」をモチーフにした。生産は日本とトルコの工場で行う。世界100カ国以上で売り出し、年間17万台の販売を目指す。