車部品試作技術でロボット製作 エム・エス・ケー「出世大名家康くん」 (2/2ページ)

エム・エス・ケーの松浦譲代表取締役と「出世大名家康くん」ロボ
エム・エス・ケーの松浦譲代表取締役と「出世大名家康くん」ロボ【拡大】

 これと並行し、今後はこれまで手掛けていない分野についても、事業の可能性を探っていきたいという。「出世大名家康くん」はその契機になった。

 「作れるとは思ったが、実際に作ると自信にはなる」(同)

 しかし、課題がある。「うちはある意味ではなんでも作れる。しかし、設計ができないし、市場を見極めたりするのも難しい」(同)という。そこで考えられたのは、いろいろな技術を持った企業が集まって取り組む、というまさにロボットプロジェクトのようなスキームの構築だ。

 「専門性の高い中小企業も、集結すれば大企業並みにいろいろなものが作れる。今後も機をみては、こういった新しいものにも挑戦してみたい」(同)

 エム・エス・ケーの挑戦には、ものづくり企業が多い浜松らしさを感じるが、実は多くの専門性の高い中堅・中小企業にもあてはまる戦略といえそうだ。

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【会社概要】エム・エス・ケー

 ▽本社=浜松市浜北区平口5310-2

 ▽設立=1991年8月

 ▽資本金=1500万円

 ▽従業員数=30人

 ▽=精密板金部品試作、光造形、粉末造形による樹脂モデル、積層金型、金属部品の製作・機械加工、シート試作など