「味噌と醤油系の麺は、外はもっちり、中はしっかりと歯ごたえを感じてもらえるよう3層仕立てに。豚骨は、レンジで温めたときちょうどいい『バリカタ』になるよう工夫しました。おかげで『家庭であの麺が食べられるとは』と好評です。『野菜ちゃんぽん』は、炒めて旨みを引き出した野菜と生野菜を両方トッピングすることで、レンジ加熱後も野菜の食感を楽しんでいただける仕上がりになっています」(本多氏)
子育て中の筆者もこのラーメンの虜になった一人。小さい子ども連れや女性一人ではラーメン店に入りづらいもの。コンビニでいつでもこのレベルのラーメンが買えるのはありがたい。
さらに、かつての主力コンビニ利用層以外のニーズにも着目し、「女性に食べやすいラーメン」も開発した。
「たとえば会社勤めの女性など、職場でコンビニラーメンをすするのに抵抗がある人もいます。そこで、女性の手にも持ちやすい小型のパッケージを開発し、野菜を多くトッピングしたヘルシーなラーメンをつくりました。スープは低脂肪の豆乳をベースにし、麺の量も従来の3分の2と少量」(同)
女性向けに開発された「Vege白湯」はタンメン、担々麺、トマト鍋とシリーズ化され、リピーターも多い。
このように売り上げ好調なファミマのラーメンだが、実は今回、冬バージョンが店頭に並ぶという。膨大な商品数を抱えるコンビニで、すでに大いに売れている商品をなぜわざわざ改良するのだろうか。