
新装刊させる「花椿」パイロット版「0」号を手に持って編集方針を説明する樋口昌樹編集長【拡大】
SNS(交流サイト)などでウェブ版の刷新を知らせていたこともあって「若い女性が見るようになった。コンテンツを変えたことが奏功した」と樋口氏は満足げ。11月までの半年間で閲覧数は3倍に増えたという。
この若い層が紙媒体に流れることを期待しており、11月に配布したパイロット版「0号」で手応えをつかんだようだ。0号で掘り下げたテーマは「タッチ」で、普段あまり意識していない触覚に着目した3本の特集のほか、4本の連載と2本のウェブ連動記事を掲載した。
読者へのアンケートでは「大人っぽい」「おしゃれ」との評価を得た。「親しみやすい」「楽しい」との声は少なかったが、おもしろいコンテンツとして「特集」2本と「サロン・ド・バー花椿」という読み物系がトップ3に入り、編集方針は受け入れられたとみている。
新たな花椿は2万部を発行、資生堂ギャラリーなど同社関連施設のほか、蔦屋書店などで取り扱う予定だ。