
富士通社長田中達也さん【拡大】
■ビジネスモデル改革を「確信」する年
--2017年はどんな年にするか
「ビジネスモデルの変革を進める経営方針を示した16年を漢字1文字で表すと『進』だった。17年は『信』の年にしたい。取り組んでいる改革について、これでいいんだと確信を持てるようにしたい。17年度にリターンが出てくるのを期待している」
--重点的に取り組む分野は
「一つは、サイバーセキュリティーだ。16年11月に、司令塔となる事業戦略本部を設けた。顧客企業が展開する新しいデジタルサービス分野では、セキュリティーは根幹となる。万が一、ウイルス侵入されてしまう際、被害をいかに最小化するかが重要だ」
--強化策は
「人材育成を強化する。19年度までに、専門技能を持つ『マイスター認定者』を現在の1500人から1万人にまで増やし、1000億円程度を投資する。売上高も現在の1500億円規模から3000億円に倍増させる。この分野で世界のトップ3に入りたい」
--人工知能(AI)にも力を入れている
「18年に専任者を現在の700人から1500人に拡大する。この分野でも18年度までに1000億円強を投じ、20年度までに関連ビジネスの売上高を累計3200億円にまで引き上げたい」