燃費データ不正厳罰化 罰金大幅引き上げ、懲役刑導入も (2/2ページ)


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 また、国交省がメーカーに報告を求めたときや立ち入り検査時に嘘をつくなど不正を行った場合、メーカーの罰金を現行の「30万円以下」から「2億円以下」に引き上げる。さらに、その行為者に対する罰則は「30万円以下の罰金」だったが、罰金を「300万円以下」に引き上げた上で懲役刑(1年以内)を導入、罰金と懲役の両方を科すこともできるようにする。

 国交省は昨年9月に、同法に基づく省令を改正し、データの虚偽申請などが発覚した場合に型式指定の効力を一時的に停止したり、30万円以下の罰金を科したりするなど厳格化した。しかし、三菱自が不正発覚後に実施した再測定でも不正を重ねていたことを重視。エコカー減税制度への影響も考慮し罰則をさらに強化する法改正を検討していた。

 10日に開かれたタスクフォースでは罰則強化の方向性を確認。国交省は今後、改正法案の詰めの作業を進める。