
ネオファースト生命保険の「ネオdeいりょう」のパンフレット【拡大】
≪非喫煙者保険≫
健康志向の高まりを背景に、たばこを吸っていない人を優遇した保険商品が注目されている。いずれも喫煙者かどうかチェックを受けることを条件に低い掛け金で契約できる。出費を抑えたい30代を中心に特に支持を集めている。
◆30~40代から人気
被保険者の死亡により遺族に年金が支払われる掛け捨て型の収入保障の保険は、子供が幼い30~40代が加入するケースがほとんどで、掛け金を抑えたい人が多い。
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険の「家族のお守り」は、加入時に1年以上たばこを吸っていないことや血圧が最高140未満かつ最低90未満であることなどを満たせば保険料が割り引かれる。
35歳男性が全てをクリアすると、保険期間が60歳までで毎月支払われる年金額が20万円の場合、月額保険料は4780円で割引を適用しない場合に比べ約30%安くなる。
非喫煙者は喫煙者より長く健康でいる人が多いというデータが複数の調査で明らかになっている。担当者は「喫煙状況や健康状態で保険料が安くなるチャンスがあるのは合理的な仕組みだ」と説明する。
一定期間に被保険者が死亡した場合、まとまった金額が遺族に給付される掛け捨て型の定期保険も、掛け金を抑えながら充実した保障を求める20~30代で検討する人が多い。健康の条件を満たした人の保険料を割り引く商品が人気だ。