眼鏡チェーン店「JINS」を展開するジェイアイエヌは18日、目の動きなどで集中力を測る眼鏡「ジンズ・ミーム」を使い、効率的な働き方を提案する企業向けサービスを始める、と発表した。アプリ開発会社などと連携し、生産性を高めるための社員研修や勤務形態の提案を4月にかけて順次、開始する。人手不足や長時間労働が社会問題となり、在宅勤務など働き方も多様化。働き方改革が注目を集める中、目に見えにくい集中力を数値化して職場で共有し、効率的な働き方の実現を後押しする。眉間と鼻部分にセンサーを付けた「ミーム」を使って、まばたきの回数や眼球の方向、作業中の姿勢を計測、掛けた人が最も集中した時間や場所を割り出す。