
「未病」治療を提唱する医療法人淳信会の登坂正子理事長(左)=東京都中野区【拡大】
計3枚のリポートには、測定結果のほか、「糖尿素因」「ホルモン状態」「代謝」など、ミネラルバランスの崩れにより今後起こりうる身体のさまざまなリスクについても表示される。
この結果を基に、栄養士が適切な食事を摂取するポイントについて説明する。栄養のバランスチェックで問題があった場合、連携するクリニックを紹介することもある。
また同店舗では、医療法人淳信会の登坂正子理事長が未病対策に有効と指摘するサプリメントや健康食品なども販売しており、製造元の中小企業の経営支援につなげたい考えだ。
登坂理事長は「複数の栄養ケアスタンドと連携クリニックでデータを共有蓄積することで、ミネラルや有害金属に関するエビデンス(科学的根拠)を構築していきたい」と話している。