
発火によって損壊したサムスン電子の「ギャラクシーノート7」=10月9日(AP)【拡大】
米調査会社ストラテジー・アナリティクスが1日までにまとめた2016年10~12月期のメーカー別スマートフォン世界出荷台数によると、韓国サムスン電子は7750万台となり、前年同期の首位から2位に転落した。首位は米アップルで、7830万台だった。
サムスンは昨年8月に発売した「ギャラクシーノート7」がバッテリーの欠陥による発火事故で販売停止に追い込まれ、苦戦した。一方、アップルは9月発売の「iPhone(アイフォーン)7」と「7プラス」の売り上げが好調だった。
16年の通年では、サムスンが3億940万台で首位を維持し、2位のアップル(2億1540万台)を大きく引き離した。3~5位はいずれも中国勢だった。(共同)