
ペッパーの動作やセリフを簡単に作成できる「ペッパーメーカー」のデモ。発表会にはモデルの益若つばささん(右)、タレントの田村淳さんが登場した=7日、東京都港区【拡大】
ソフトバンクロボティクスは7日、人型ロボット「ペッパー」向けに、動作やセリフをパソコンで作成してペッパーを操り、動作の内容をSNS(交流サイト)で共有できる「ペッパーメーカー」など、7種類の利用者向けアプリ(応用ソフト)を8日から順次無料提供すると発表した。
ペッパーメーカーは、パソコンなどで250種類の動きや150種類の音・画像、セリフなどを組み合わせ、ペッパーの動作を設定できる。ペッパーを持っていなくてもパソコン上で楽しめるという。
新しいアプリにはこのほか、ペッパーの額の位置にあるカメラから周辺の状況を確認し、スマートフォンで遠隔操作できる「ペッパービュー」などがある。
また、ソフトバンクなどは同日、ペッパーと川崎重工業の産業用ロボット「duAro(デュアロ)」を連携させると発表。人がペッパーとのコミュニケーションを通してデュアロの作業状況を確認するなどの協業を推進するという。