
フェイスブックジャパンの代表取締役・長谷川晋氏=東京都港区(伴龍二撮影)【拡大】
(3)広告事業も好調なようだ。その理由は
「実名で登録しているためターゲティング精度が高いからだ。例えば『この年代のこういった人に訴求したい』とキャンペーンを展開したとき、ある調査によると精度は95%に達した。一般のウェブサイトに比べて三十数ポイントも上回っている」
(4)若者のフェイスブック離れを指摘する声が強い
「『中高年ばかりが利用している』といった論調があるが、われわれが把握しているデータとは大きく異なるというのが、率直な感想だ。スマホの浸透率と関連性が高く、年齢層や男女比率はかなりばらけている」
(5)利用者をさらに増やしていくための課題は
「コミュニティーを通じ人同士のつながりを強くすることを、テーマとして掲げている。日々の情報提供だけではなく、その部分を前面に打ち出した戦略を引き続き推進したい。例えば震災時の安否確認やセーフティーチェックといった機能を提供しているが、日本ではそういったニーズが高い。また、自殺を考えていそうな友人がいるようであれば、それを通知してみんなでサポートする仕組みも用意している。フェイスブック、インスタグラム、メッセンジャー…。フェイスブック“ファミリー”として利用者のニーズにきめ細かく応えていくことが重要だ」