東芝、正午予定の決算赤字額発表が遅れ 夕方には社長会見で説明

2017.2.14 12:39

 経営再建中の東芝は14日、巨額損失額を含む2016年4~12月期連結決算の公表が大幅に遅れている。正午に発表するとしていたが、午後1時現在、まだ発表できていない。発表時刻は未定。事務作業などに遅れが生じていると説明している。不安に感じた投資家がこれを嫌い、東京証券取引所の午後の取引では東芝株の売り注文が殺到して一時前日比で10%近い急落となった。

 連結最終損益は大幅な赤字になる。半導体事業を分社化し、一部株式を売却して得る資金で穴埋めする考えで、17年3月末時点で負債が資産を上回る債務超過の回避を目指す。

 綱川智社長ら幹部が夕方に東京都内の本社で記者会見し、損失の原因や善後策を説明する予定だったが、実施のめどは立っていない。原発事業は世界的に需要が減り好転の兆しがないため、事業縮小できるかが焦点だ。

 東芝の16年3月期の最終損益は4600億円の赤字だった。

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