■年間一時金は4.3カ月分
国内最大の単一労組の日本郵政グループ労働組合(JP労組、組合員約24万人)は16日に開いた中央委員会を開き、2017年春闘でベースアップ(ベア)に当たる賃金改善分として、正社員1人当たり平均で月約6000円を求める方針を正式表明した。JP労組のベア要求は4年連続。
要求額は「2%程度を基準」とする連合の方針を踏まえて設定した。年間一時金は4.3カ月分を求める。契約社員については時給を40円引き上げることを求める。
小俣利通委員長は「日本郵政グループの経営環境や収支状況は厳しさをましており、経営見通しに合わせて要求項目を導くのではなく、連合方針に則って賃金引き上げを求める」と述べた。
昨年の春闘では、今年と同じ月額6000円のベアを要求したが、郵政グループの利益の大半を占める金融2社の業績にマイナス金利政策が影響を与えるなどとして、要求は見送られた。