三菱地所、新社長に58歳の吉田淳一取締役 「11人抜き」で昇格へ

記者会見する三菱地所の吉田淳一取締役執行役常務(左)と杉山博孝社長=16日、東京・丸の内
記者会見する三菱地所の吉田淳一取締役執行役常務(左)と杉山博孝社長=16日、東京・丸の内【拡大】

 三菱地所は16日、吉田淳一取締役執行役常務(58)が4月1日付で社長に昇格する人事を発表した。杉山博孝社長(67)は会長に就く。新たな中期経営計画が始まる新年度を前に経営陣を刷新する。

 吉田氏はビル事業やマンション開発などで手腕を発揮したほか、コーポレートガバナンスや人事、法務などの管理分野にも通じる。会見では「長期的な視野を持って街づくりが生み出す価値を提供したい」と抱負を語った。

 同社は好調のビル事業に加え、マンション事業も堅調に推移し、17年3月期の業績は現計画の目標を達成する見通し。2020年の東京五輪・パラリンピック開催が迫る中、新体制で新計画の策定を主導。海外事業や再開発事業の強化を図る。

【プロフィル】吉田淳一

 よしだ・じゅんいち 1982年東大法卒、三菱地所入社。人事部長、ビルアセット業務部長などを経て、2014年常務執行役員、16年取締役兼執行役常務。福岡県出身。

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